陶器とインテリア

陶器とインテリア

陶器って?

基本的には、カオリナイト(カオリン)やモンモリロナイトを多く含んだ粘土を原料とし、窯で1100~1300℃の温度で焼いたもののことを陶器といいます。釉薬を用いる。
厚手で重く、叩いたときの音も鈍い。日本の陶器なら、一般的に「やきもの」の事を「せともの」とか「からもの」とか言われています。
現代の陶磁器を簡単にわかりやすく分類する事は難しい事ですが、陶器と磁器が同じ物かというとそうではなく、磁器は石物といわれるとおり、石(陶石)を焼いたもので、吸水性がまったくなく、叩くとすんだ高い音がし貫入(表面に現れるひびのような物)はありません。
粗陶器と精陶器にわけられることもあります。
瀬戸焼、伊賀焼や大谷焼、ヨーロッパではマヨルカとそれから発展したファイアンス陶器、ウェッジウッドのクリームウェア、クイーンズウェア等硬質陶器、ハフナー陶器などで知られていますね。
またお皿だけではなく、花瓶やランプと様々なものが売られていますよね。また、和風だったり洋風だったりという違いもあります。
そんな陶器で、お部屋を飾ってみるのはいかがですか?
好みはそれぞれあると思いますが、陶器はどれも魅力的なものばかり。
陶器を集めている方なら、集めるのがより一層楽しくなるかも。

陶器の魅力とは

陶器の魅力とは

陶器の世界は非常に奥が深くおもしろいです。
高いものになると数億の値がつくことも珍しくない陶器。この陶器の魅力とはなんでしょうか?
例えば和製のものなら、全体として、端正という性質のものではありません。
形が端正であったとしても、火表と火裏で僅かながら歪みがあり、土肌はザラザラしており、自然釉は炎の流れに沿って掛かり、色も厚みも変化が多いです。
場合によってはヘラ目もあり、個々として観ると端正である所は少ないです。けれど、全体として観た時、それらは調和を得ています。
でも、やはり歪んでいる。それが、面白く、楽しいのが陶器ですよね。
更にそれが清冽であれば、侘び寂びとなる、歪み調和の美しさです。
ここに、花に代表される様な、同じ自然な歪み・曲線を持ったものが入ってきた時、両者は違和感無く同化し、溶け込み、互いに引き立て合います。
また、外国製のものは本当にかわいいですよね。長い年月大切に使われてきたその歴史にも魅力があります。
せっかく日本に渡ってきたのだから、大事に次の世代にも使ってもらいたいですよね。
アンティークものなら、かけヒビなどダメージがあるものがほとんどです。
でも使い込むほどに味が出てきて、それがまた魅力ですね。

汚れた時は

黄ばみなどの汚れがついた時には、漂白剤につけてみましょう。
漂白後はにおいがなくなるまで十分にすすいでください。
金彩、銀彩など上絵付けのものは変色する恐れがあるので漂白は避けた方がいいでしょう。
また、使用した場合の茶渋は塩、特に粗塩で磨くといいようです。
ミカン、レモン、オレンジ、夏ミカンなど柑橘類の皮に塩をつけるとより効果的です。





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